ダイトウヒラタクワガタ

飼育種紹介

まずはじめにこのページの趣旨を説明したいと思います。
ここでは飼育しているクワガタの種類としての特徴や魅力を皆様にお伝えできればと思います。
このページを見て興味を持っていただける方が1人でもいればとても幸せです。
飼育方法については別途、種別の飼育マニュアルのような記事を私自身の経験や先輩方の助言を
元に出来るだけ詳しく書いていこう思います。是非、そちらも見ていただけたら幸いです。

ダイトウヒラタは沖縄の大東島のみに生息する固有の種類です。ヒラタクワガタの仲間では比較的小型の種類で我が家での印象では性格も温厚で優しいクワガタだと思います。 また、他のヒラタクワガタの仲間と比べると成虫の赤みが強く、赤いヒラタとして唯一無二の特徴を持つかわいいクワガタです。

ダイトウヒラタクワガタについて

学名: Dorcus titanus daitoensis
和名: ダイトウヒラタクワガタ
生息地: 北大東島および南大東島
サイズ: ♂40mm – 65mm程度、♀20mm – 33mm程度
レコードサイズ: ♂飼育レコード65mm ♂野外レコード53.5mm
自己レコード: ♂ 53.3mm ♀36.3mm
レア度(N,R,SR,SSR,LR の5段階): SR (とても珍しい)分布が局所的かつヤフオク!の出品も規制されている種類になります。国内で唯一成虫の体色が赤みがかるという意味でも希少な種類。
成虫の寿命: 活動開始後2年以上生きることもあるほど長寿なクワガタ。
幼虫期間: 我が家では早くて6ヶ月、長い子だと1年〜1年半。

ダイトウヒラタクワガタの魅力

まずはなんと言っても唯一無二と言っても良いオスメスともにヒラタクワガタとしてはとても珍しい赤みのある体色が他のヒラタにはない魅力、特徴です。
体型もずんぐりむっくりしていて顎も大きく発達することはなく他亜種と比べると可愛らしい印象を受ける。個人的にヒラタクワガタとしてはトップクラスにかわいい種類だと思います。
ヒラタクワガタといえばとても喧嘩っ早くクワガタ相撲で大活躍するくらいに気性の荒い子が多い中でダイトウヒラタクワガタはとても優しい大人しいクワガタです。我が家で羽化した子達は他のヒラタのように体を持ち上げて威嚇するようなことはほとんどありません。見た目の可愛さや美しい赤い体も相まってとても愛らしいかわいいクワガタですね☺️
また、体が小さい方が赤みが強くなる傾向にあり小さい子はその可愛らしさがより一層引き立ちます!
我が家では今季野外レコードに迫る個体が出たり大きな子がほとんどでしたが大きな子でも十分に赤いクワガタです。これが30mm台のサイズ帯ならどれほど赤みが強く出るのか今後の飼育の楽しみでもありますね!
飼育もとても容易で産卵も幼虫飼育も特に気難しいこともなくすんなり飼育できます。

メス個体の紹介

今回も我が家で羽化したメス個体を何頭か紹介させて頂きます。

前回オキナワヒラタクワガタを紹介した際にヒラタクワガタのメスは亜種間の違いを見分けるのが難しいという紹介をさせて頂きましたが、このダイトウヒラタクワガタは比較的見分けるのが容易な種類かと思います。と言うのも赤いヒラタクワガタというのは国内においては唯一無二、国外においてもとても稀な種類です。
また光沢も強く、赤くコロコロした可愛いテカテカした見た目をしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました